年末になると方々から聞こえてくる単語の1つに『ふるさと納税』というものがありますが、皆さんふるさと納税やってますか?
僕はつい先日、無事に今年分のふるさと納税が終わりました。
なんですが、実は去年までは全くふるさと納税をやったことがなく、今年がふるさと納税のデビューになりました。
今までふるさと納税という言葉はもちろん知っていたし、使えば得だということもなんとなく知っていたけど、実際の仕組みもよく分からないし、まあやらなくていいかと思っていました。
恐らく僕みたいな人も多いのではないでしょうか。
実際に2018年にふるさと納税を利用した人は16.1%で6人に1人程度しかやっていないというデータもあります。
(引用先)「Marketing Research Camp」自主調査レポートページ
今回はふるさと納税について、初心者の自分なりに仕組みやメリット、デメリットについて書いていきたいと思います。
実はそんなに難しくない!ふるさと納税の仕組み!
ふるさと納税が何かというと、超簡単にいうと、好きな地方の自治体に寄附をすることで、返礼品として様々なものを貰えることができて、さらに税金の控除対象になる制度です。
イメージ図でいうとざっくりこんな感じ。
ふるさと納税を利用しない場合だと、サラリーマンであれば月々の給料から税金が天引きされて納税をしています。当然、返礼品なんてものはありません。
一方、ふるさと納税を利用した場合、寄付金として地方の自治体に寄附をすると、その寄付金が後で控除として月々の住民税が減額になるし、しかも返礼品ももらえる!
厳密にいうと、寄附金は全て返ってこずに、実質自己負担額2000円を引いた金額で返ってきます。
「実質自己負担額???」となるかと思いますが、難しく考える必要はなくて、単にふるさと納税を利用する際の手数料と思っていればいいです。
ふるさと納税のメリット
ふるさと納税のメリットは上記に書いてある通り、返礼品を受け取れるところです。(というかこれしかない気がします)
しかもこの返礼品が結構豪華!うまく使えば、手数料が2000円でかなり大きな節約になります。
日本人なら毎日食べるであろうお米20kgがもらえる!
お米10kgが数千円するので、20kgがふるさと納税の返礼品でもらえるのは大きな節約になります。
ふるさと納税の返礼品にはお肉当の生鮮食品もあります。
こちらは4.5kg分のお肉で、500gの小分けにして送られてくるので、冷凍しておいて少しずつ使っていけば、こちらも節約に十分期待できます。
こんな感じで普段高くて手が出ないような高級食材もふるさと納税を使えば、実質の手数料2000円でゲットできます。たまには贅沢をしたいというときにお勧めです。
ふるさと納税のデメリット
致命的なデメリットというのはない気がしますが、しいていうなら以下の2点かと思います。
確定申告が必要
寄付金を控除とするためには、確定申告をしないといけません。
この時点で「うっ、、、もうふるさと納税嫌だ、、、」という人もいると思いますが、安心してください!
一定の条件をクリアすれば、『ワンストップ特例制度』という制度を使って確定申告不要で控除を受けることが出来ます。
ワンストップ特例制度の条件
- 会社員などで、寄附を行った年の所得について確定申告の必要がない
- 1年間(1~12月)のふるさと納税納付先自治体が5つ以内
確定申告をしていない会社員で、ふるさと納税で寄附した自治体が5つ以内であれば、確定申告不要で控除を受けることができます。これならだいぶハードル低くできると思います。
ワンストップ特例制度は申請書と必要な書類を送るだけですが、この郵送する手間だけは唯一の面倒なところかもしれませんね。
以下記事でワンストップ特例制度について細かく書いているので参照ください。
-
-
【ふるさと納税】ワンストップ特例申請書の手続き方法など解説
続きを見る
控除上限額がある
これは最初に注意しとかないといけないポイントです。
控除上限額は年収や家族構成によって違うので、事前に調べておく必要があります。
調べ方はとても簡単で各種ふるさと納税サイトから簡単にシミュレーションができます。
自分の場合は楽天のふるさと納税を使っているので、以下楽天のシミュレーション画面です。
こんな感じで、年収や家族構成を入力すると目安金額が出てきます。
この金額を超えると、本当の意味での『寄附』になってしまうので、十分注意した方がいいです。(純粋に寄附をしたいという人は別ですが)
これはあくまで目安なので、心配な人はシミュレーション結果の金額より少し少なめの金額で目標金額を設定すればいいと思います。
ふるさと納税のよく分からないところ
以下、僕がふるさと納税を始めるにあたって分かりにくかったところ。
年末の駆け込み寄附は間に合うの?
ちょうどこのブログを書いているのが12月29日の年の瀬ですが、この年末の駆け込みは間に合うのか。
結論としては『間に合う』です。
寄附先によっては間に合わないところもあるそうですが、僕が調べた感じではほとんどの自治体で大丈夫だったような気がします。(一応最終は自分で調べてみるのがいいです)
以下注意事項ですが、
ココに注意
- 支払いが銀行振込だと間に合わない可能性がある(クレジットカードなら大体大丈夫)
- ワンストップ特例申請書を送ってくれないところもある
支払いを銀行振込にすると年内に間に合わないことがあります。一方でクレジットカードなら申し込みをした時点で入金扱いとなるので、年内滑り込み大丈夫です。
後、ふるさと納税の申し込みでワンストップ特例申請書を希望するかどうかの確認画面があると思いますが、年末になると申請書を送ってくれない自治体もあります。
年末になると自治体も休日なので、申請書を送付してくれないところが多数あります。その場合はホームページから直接ワンストップ特例申請書を印刷すれば大丈夫です。
又、年末にふるさと納税始めようと思うけど、どれにしたらいいか分からない!、一気に食べ物頼んでも消費しきれない!という方は、『ふるなび』のポイント制度を活用すれば、いったんポイントに変換して、年が明けてからゆっくりと返礼品を選ぶなんてこともできます。
詳しくはふるなびの『ふるなびカタログ』を参照ください。
ふるさと納税で寄附したお金はどのようにして返ってくるのか
これは結構分かりにくかったのですが、理屈うんぬんは置いといてとりあえず以下のようにお金が返ってくる、もしくは税金が減ります。
ここがポイント
- 還付金として戻ってくる(ただし、確定申告を行った場合のみ)
- ワンストップ特例申請の場合は、全て住民税からの控除となる
- 住民税の控除は納付した翌年の6月から
なんだか還付金(現金)として戻ってこないとあまり得をしている感がありませんが、トータルで見ると支払い金額は変わらないし、その上返礼品を貰えるので、使わない手はありません。
ふるさと納税のおすすめサイト
ふるさと納税をするにあたって各種色々なサイトがあります。
ふるさと納税での最大手というとやはり『ふるさとチョイス』でしょうか。登録されている自治体数が一番多いのが特徴です。
一方で僕の一番のおすすめは『楽天ふるさと納税』です。楽天ポイントを日ごろから貯めている方には絶対に『楽天ふるさと納税』をおすすめします!
楽天ふるさと納税の特徴は何といっても、寄付金に対しても楽天スーパーポイントがつくことです。
その為、仮に楽天市場でのポイント還元が10倍の会員で、5万円分のふるさと納税を行った場合、5000円分のポイントバックがあります。
あれ????この時点で実質手数料分の2000円を超えている。笑
そうなんです、楽天ポイントの還元で実際の手数料が無料、もしくはそれを超えて利益になるんです。
なので、楽天経済圏で生活している人は必ず『楽天ふるさと納税』を利用した方がいいです!!
ということで、みんなでお得にふるさと納税を使って節約に励んでいきましょう!来年の6月からの控除が楽しみです。